Visa LINE Pay プリペイドカードは、LINEのアプリから発行してもらえるバーチャルなプリペイドカードです。
今のところ、普段の買い物では私のメインの決済方法となっています。
そこで、今回は、Visa LINE Pay プリペイドカードを実際に使ってみてどうなのか、ということを記事にしてみました。
作成方法や使い方などについては、LINE Pay の公式ブログに分かりやすい説明がありますので、詳しくはそちらを参照してください。
LINE Pay 公式ブログはこちら
この記事では、概略とポイント、注意点などについてお伝えしたいと思います。
発行・登録・チャージ
発行はLINEアプリ上から行います。
プリペイドカードですので、クレジットカードのような審査もなく、すぐに発行されます。
手数料、年会費等は必要ありません。
バーチャルカードですので、実店舗で使うためには、Google Pay か Apple Pay に登録する必要がありますし、Visaのタッチ決済かiDに対応したお店でなければ使えません。
ですので、クレジットカード決済が可能でも、リアルカードが必要な店舗では利用できません。
チャージは、銀行口座を登録して、口座からチャージするか、セブン銀行ATMかローソンでチャージします。つまり、現金でしかチャージできず、クレカや別のプリカからチャージすることはできません。
なお、銀行口座を登録するには、対応している金融機関であることと本人確認をすることが必要です。
対応金融機関については、上の公式ブログからリンクをたどるか、こちらを参照ください。
ポイント還元率
ポイント還元率は、実店舗でタッチ決済で使った場合は、2%です。
年会費無料のクレジットカードで高還元とされるものがほとんど1%であるのに比べても還元率が高いです。これが一番のメリットでしょうか。
ただし、キャンペーンという扱いですので、いつまで続くのか分かりません。いつ終了してもおかしくはありません。
なお、バーチャルのプリカですので、タッチ決済のほかオンライン決済でも使うことができますが、オンライン決済の場合は還元率は0.5%0%になるので、注意が必要です。
(2023.4.1からはオンライン決済ではポイント付与が無くなります。公式ページ)

また、ポイント計算は、1ヶ月の利用額ではなく、会計毎に計算され1ポイントに満たない部分は都度切り捨てられます。
ただ50円ごとに1ポイント付与という計算なので、切り捨てられる部分は比較的少ない方だと思います。
詳しくは、キャンペーンについての公式の告知ページを参照してください。
見かけ上同じ還元率でも、計算の仕方によって実質的なポイント還元は変わってくるのですが、計算の方法による実質的なポイント還元の違いについては、こちらの過去記事を是非ご覧ください。
ポイント付与・利用
ポイントの計算は決済ごとになされますが、ポイントの付与は月末までに「確定」した決済分について翌月の10日ごろにまとめてなされます。
公式ページ(FAQ)では「一括」進呈とありますが、おおむね10日ごろに、各決済ごとのポイントがバラバラと付与される感じです。
付与されるポイントは「LINEポイント」です。
paypayポイント以外には、他の共通ポイントなどに交換することはできないようなので、paypayポイントを貯めているという人以外は、Visa LINE Pay プリペイドカードで決済する際にポイントも使うのが良いでしょう。
ポイントを使うには、LINEのアプリからプリカの設定画面に入って、「ポイントを使う」というスイッチをオンにしておけばOKです。
スマホ決済ように使用するポイント数を指定することはできなさそうです。
設定画面への入り方は直観では辿りにくいので、冒頭でも書いた公式のブログを参照して下さい。
最後に
私が買い物で普段利用する店舗は、クレカのタッチ決済に対応している所が多いので、普段のお買い物では、このプリカをメインで使っています。
3大コンビニとマクドナルドでは、三井住友カード(NL)を使いますが。
還元率だけで言えば、このプリカでなくても、クレカやプリカなどを組み合わせて、トータルの還元率を2%以上に上げる方法もあるのだと思いますが、面倒なことをしなくても、このプリカを使うだけで2%還元になるというのは便利です。
デメリットとしては、リアルカードが必要な店舗では使えないこと、プリペイドカードなのでチャージ残高に気を付けておく必要があること、くらいでしょうか。
なお、最近、このVisa LINE Pay プリペイドカードについても不正利用が多く発生しているようです。
利用される場合には、必要以上に多くの金額はチャージせず、暗証番号等のセキュリティはきっちりと設定するようにして気を付けるようにしてください。
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