ファミペイ お得な使い方と注意点

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UnsplashのChristiann Koepkeが撮影した写真

 大手コンビニの中でも決済方法について独自路線を行くファミリーマートですが、その象徴ファミペイについて、どのくらいお得なのか、入口・出口に分けて整理してみました。
 前回の記事で、POSAカードを買うならファミリーマートでファミペイ払いがお得と書きましたが、今回はファミペイそのものについて、ポイント還元を中心に整理してみました。

 ファミペイってよく聞くけど、何がどうお得なの? と言う方の参考になればと思います。

2023年5月12日)5月11日からファミペイがApple Payに対応しましたので、記事を追加しました。

 なお、一部のキャンペーンが2023年4月30日をもって終了しました。概要の図をご参照ください。
 特にPOSAカードの楽天ギフトカードを購入する場合は大きく還元率が下がります。
 これによってファミペイのお得度もかなり下がってしまった感じですが、それでも、iPhoneユーザーにとっては、Apple Payに対応したことによって、かなりお得に使うことが可能だと思います。

ファミペイのポイント還元率の概要

 ファミペイのポイント還元率について、全体を概観すると下の図のとおりです。
 ちょっとごちゃごちゃしていて見にくいかも知れませんが、順を追って説明していきます。

2023年4月30日まで ↑
    5月1日から ↓

入口(チャージなど)

 ファミペイは銀行口座やファミリーマートの店頭で現金でチャージすることもできますが、ポイントの還元がありませんので、ポイント還元を考えれば、クレジットカードからのチャージがお得です。
 また、チャージとは少し違いますが、「翌月払い」という方法を使うことでもポイント還元を受けることができます(現時点では)。

JCBブランドのクレカ

 ファミペイにチャージできるのはJCBブランドのクレジットカードです。
 カードによってポイント還元率が異なります。というか、ポイント付与対象外というカードも多いです。例えば、楽天カードリクルートカードはJCBブランドであっても、チャージはできますがポイント付与対象外です。

 現時点でポイントの付与対象と言う情報があるのは、PayPayカードマネックスカードPonta Premium Plus です。ポイント還元率はいずれも1%です。

 私自身、マネックスカードでチャージしてポイントもちゃんと付与されています。
 PayPayカードは複数の国際ブランドがありますが、チャージできるのはJCBブランドのみです。
 Ponta Premium Plusは、特定月に利用金額に応じたポイントの割り増しがありますが、少しややこしいので割愛します。

 注意が必要なのは、次に説明するファミマTカードと異なり、これらのカードについてはチャージ上限額などの制限が厳しめなところです。

 具体的には、チャージ1回あたり5千円まで、1日あたり3回までです。つまり、1日のチャージ上限は1万5千円となります。さらに、1か月あたりの上限が2万円です。
 (ファミペイの公式の説明はこちら

ファミマTカード

 ファミマTカードでチャージすることで、0.5%のポイント還元を受けることができます。

 他のJCBブランドのクレカに比べ、チャージ上限なども大幅に緩和されていて、1回あたり3万円、1日あたり10万円、1か月では100万円までチャージできます。チャージ回数の制限もありません。

 ファミペイへのチャージで還元されるのは、通常の利用とは異なり、Tポイントではなくファミペイボーナスですので、あれポイントが付いてないなどと勘違いされないように。

 なお、ファミマTカードは、利用額に応じてTポイントが付与される「サンクスポイントプログラム」の対象カードです。説明は割愛しますが、関心のある方はこちらをご覧ください。

ファミペイ翌月払い

 ファミペイには「翌月払い」というクレカのような機能もあります。
 その月の利用分を翌月にまとめて支払うという方法です。
 具体的には、1日から月末までの利用分を翌月の5日から27日までにファミリーマート店頭で支払うか、27日に銀行から引き落とされる仕組みです。店頭支払いは手数料が必要ですので、銀行引落しをお勧めします。

 ポイント還元率は、翌月払いの利用にかかる分として0.5%です。(終了日未定のキャンペーン)
 (公式ページの説明はこちら

 ファミペイアプリ上から申し込み、審査を経て、利用が可能となります。審査にかかる時間は割とすぐだったと記憶しています。(公式では通常5分と説明されています)

 利用上限額ですが、私の場合は申し込み段階から10万円まで可能でしたが、人によってはこれが5千円と言う例もあるようで、まちまちな感じです。上限額はファミリーマートの側が決めてくる枠内でしか設定できない仕様で、どんな条件ならいくらまでというようなことも公開されていません。

 注意点として、利用上限額は1ヶ月の利用上限ではなく、支払いが終わるまでの上限ということです。例えば、2月に上限いっぱいまで利用したとすると、3月にその利用分を支払うまで(銀行引き落としなら27日まで)利用ができないことになりますので、注意してください。支払いが完了することで利用上限額が復活します。クレジットカードなどと異なる点です。

出口(利用方法)

ファミペイの利用は、アプリでのコード決済が基本となりますが、いくつかのキャンペーンを含めて、お得な利用方法について整理してみました。

ファミペイ バーチャルカード

 ポイント還元率が0.5%ですので、特にお得というわけでは無いのですが、街のお店ではQUICPay+、ネットショップではJCBカードとして使えますので、対象店舗が格段に広がります。

 なお、ポイント還元については、終了日未定のキャンペーンという扱いです。

 還元率1%のクレカでチャージして使えば、合計1.5%還元となるので、まずまずではないかと思います。月に2万円が上限となりますが。

 QUICPay+については、これまでGoogle Payのみ対応でしたが、2023年5月11日からApple Payにも対応するようになり、Apple Payでは加えてJCBのタッチ決済にも対応です。

 
 2023年6月からこんなキャンペーンも始まりました。

 毎月4の付く日(4日、14日、24日)にECサイト(オンラインショッピング)でファミペイバーチャルカードを使うと、4%のポイント(期間限定ファミペイボーナス)を上乗せ、というものです。
 街のお店で使ってもキャンペーン対象外なので、注意しましょう。

 「毎月」とあるので、終了期間未定のキャンペーンのようで、しばらくは続くのかな。

ファミリーマートで通常の買い物

 ファミリーマートでファミペイを利用すると、ポイント還元が2倍(つまり+0.5%)というキャンペーンをやっていましたが、残念ながら4月30日で終了してしまいました。(公式ページ

 一方で、ファミペイに連携したポイント(dポイント、楽天ポイント、Tポイントから選択)の還元が2倍(200円で2ポイントの還元)という毎月開催のこちらのキャンペーンは、まだ続いているようです。
 ただし、「本キャンペーンは予告なく中止・中断することがあります。」とありますので、いつ終了してもおかしくはありません。
 なお、このキャンペーンには毎月エントリーが必要ですので、注意しましょう。

 いずれにしても、大手コンビニでの比較で言うと、ローソンやセブンイレブンでは、三井住友カードや今話題のOliveフレキシブルペイ、あるいは三菱UFJカード5%以上の還元を得ることも可能なので、ポイント還元という点では、見劣りします。(キャンペーン終了で益々差が付く気がしますが…)

ファミリーマートでPOSAカードを購入

 前回の記事でも書きましたが、POSAカードの購入については、楽天ギフトカードを除いて、ファミリーマートでファミペイ払いをするのが断然お得です。

 0と5の付く日にファミペイ払いでPOSAカードを購入すると、1.5%分のポイント還元というキャンペーンをやっています。
(2023年5月から楽天ギフトカードがこのキャンペーンの対象外となりました。ご注意ください。)

 これに、基本のポイント還元を加えると、1.5+0.5で2.0%のポイント還元となります。さらにチャージ分のポイントと合わせると、合計で2.5~3%の還元になります。
楽天ギフトカードについては、1~1.5%の還元率となります。)

 なお、POSAカードの購入ではもともと連携ポイントの付与がありませんので、連携ポイント2倍のキャンペーンは対象外です。

 POSAカードには色々な種類がありますが、その中でも楽天ギフトカードを買って楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイで決済すると楽天ペイの利用による1%のポイント還元が上乗せされるので、POSAカードのキャンペーン対象外になったとは言え、2~2.5%の還元を得ることができます。
 つまり、楽天カードから楽天キャッシュにチャージするよりもお得に利用することができます。

 また、Amazonギフト券や、1枚あたり1万円が上限となりますがバニラVisaギフトカードあたりも、お得に使えると思います。

 バニラVisaギフトカードについてはこちらの記事をご覧ください。

Apple Payへの対応

 あちこちでニュースにもなっているとおり、2023年5月11日から、ファミペイがApple Payに対応しました。(公式のお知らせはこちら
 これによって、出口、入口、双方で使い勝手が向上しました。

 また、これを記念して5月末までと短いですが、20%還元というキャンペーンもやっています。

入口(Apple Payからチャージ可能に)

 Apple Payに設定したJCBカードからファミペイにチャージすることが可能となりました。

 これによって、MIXI Mからファミペイにチャージすることができるようになりました。
 ここでは割愛しますが、MIXI Mへは、エポスゴールドからのチャージなど有名な高還元ルートがあり、さらにファミペイにチャージして、バーチャルカードで利用したり、POSAカードを購入するなどしてさらに還元率を上乗せすることができるようなったわけです。

 なお、Apple Payからファミペイへのチャージは、他社クレジットカードと同じく、ひと月当たり2万円までとなっていますが、これはクレジットカードからのチャージとは別枠でカウントされます。

出口(QUICPay+、JCBのタッチ決済に対応)

 ファミペイバーチャルカードをApple Payに設定して使えるようになりました。
 これによって、これまでGoogle Payでのみ利用可能であったQUICKPay+、さらにはJCBタッチ決済にも対応するようになり、iPhoneユーザーも街のお店で広く使えるようになりました。

 さらに、ファミペイから、WAONnanacoモバイルSuicaなどへチャージすることも可能となり、出口が広がるとともに、ポイント還元の上乗せ(注)狙えるようになりました。

(注)ただし、2023年7月1日からWAON、nanacoへのチャージにはポイント(ファミペイボーナス)が付与されなくなります。ファミペイトップページの下部のQ&Aを参照ください)
 ファミペイは決済できればすべてポイント付与するという仕様でした(FAQにもそのように書かれています)が、今後は色々と制限が加わっていくのかも知れません。

 ちなみに、これらのWAON等へのチャージは、4の付く日のキャンペーンも対象外になっています。

 上記のような改変はあるももの、特に楽天ギフトカードはPOSAカードのキャンペーン対象外となってしまったので、ファミリーマートで買うよりもファミペイからWAONにチャージしてミニストップで購入する方が高還元を狙えます。
 この点についても、こちらの記事「POSAカードをお得に買う方法」で触れていますので、ご覧ください。


 残念ながらGoogle Payに登録したJCBカードからはファミペイにチャージすることはできないので、Androidユーザーの場合は、このようなMIXI Mを使ったファミペイへのチャージはできません。iPhoneユーザーのみの利用方法です。
 MIXI Mは、2023年5月16日からリアルカードの発行を再開しましたが、国際ブランドがVISAなので、リアルカードをファミペイに直接登録するということもできません。
 また、Androidの場合は、ファミペイからWAONなどにチャージするということもできません。

最後に

 以上の通り、ファミペイは一部キャンペーンが終了あるいは対象外になったものがあるとは言え、使い方によってはかなりお得に使えると思います。
 特に、Apple Payに対応したことによって、iPhoneユーザーにとっては、大きく有用性が増したのではないかと思います。

 ファミペイだけでなく、WAON、nanacoなど、他にもApple Payのみ対応というものがありますので、Googleも頑張らないと、ますますiPhoneユーザーが増えてしまう、なんて、こんなことを気にするのは一部のマニアックな人たちだけでしょうか。

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