LINE Pay お世話になりました、ありがとう

good-value / assets
画像:LINE Pay株式会社

 たくさんのニュースが流れているように、LINE Payが2025年4月30日をもって、日本国内のサービスを終了する、とのことです。

 こちらが、プレスリリース
 そして、こちらが、特設サイト です。

 Yahoo(Zホールディングス)と経営統合したからには、何らかの形でサービス改訂があるのではないかと思っていましたが、単純にサービス終了とは。

 Visa LINE Pay プリペイドカードを普段のメイン決済として利用している私としては、非常に残念です。
 ですが、これまでお世話になったので、こちらこそありがとう、というべきかと思います

 2025年1月27日付けプレスリリースおよび上記の特設サイトで、サービス終了に伴うLINE Pay残高の取り扱いについて明らかになりましたので、記事の内容を更新しました。


サービス終了の概要

 私があらためて書くまでもありませんが、ざっと主な ところを。

LINE Payでの支払い

 請求書払いを含めて、コード決済、オンライン決済 などLINE Payでの支払いについては、2025年4月30日で終了とのことです。

 なお、残高へのチャージは2025年3月31日で終了します。銀行口座、コンビニATMからのチャージともに、ということです。

 auじぶん銀行からLINE Pay残高にチャージし、Visa LINE Pay プリペイドカードで利用することで、auじぶん銀行の「じぶんプラス」の条件クリアにも利用していたのですが。

Visa LINE Pay プリペイドカード

 こちらは、一足早く、2025年1月下旬にサービス終了となるとのこと。
 毎月エントリーするだけで、3%還元で使えていたので非常に重宝していました。残念。

(2024.10.1)3%還元キャンペーンの終了日が決まりました。2024年11月30日(土)まで、ということです。サービス終了よりも一足早い終了ですので、ご注意ください。
 それにしても、このキャンペーンには本当にお世話になりました。

LINE Pay公式のキャンペーンエントリーページより

LINE Payクレジットカード、LINE Payクレジットカード(P+)

 2種のクレジットカード、いずれもカードの有効期限までは、クレジットカードとして利用することが可能です。(有効期限後は三井住友カードのVisaブランドに切り替わるようです)
 ですが、LINE Payを「チャージ&ペイ」で利用できるのは、2025年4月23日までです。
 特に、P+の方は、チャージ&ペイで5%還元という高還元で利用できていましたが、これも終了してしまうということですね。

 このチャージアンドペイで5%ポイント還元という特典はチャージアンドペイのサービス終了までは付与されるようです。

 特設サイトのQ&Aに「LINEクレカ(P+)の5%還元は2025年5月20日の最終付与をもって終了します(チャージ&ペイは2025年4月23日までご利用可能です)。」とありますので、4月23日の利用分まで特典付与があるということだと思います。
 また、「カードサービスの変更と新しいカードのお届けに関するご案内」の「カードサービス比較表」に記載を見ても、4月23日の利用分まで特典が付与されるように記載されています。

送金

 LINEの友達登録をしている人に対して、LINE Pay残高を送金することができるという機能がありますが、これは終了がちょっと早くて、2024年今年の9月上旬で終了とのことです。

 この機能は便利なようですが、出金するのに本人確認や手数料が必要だったりするので、利用する人は少なかったのかも知れません。

出金、銀行振込

 LINE Pay残高をセブン銀行ATMや銀行口座に出金したり、指定した銀行口座に振り込んだりする機能は、いずれも2025年4月下旬で終了です。

 いずれも本人確認や手数料が必要なので、これも利用者は少なかったんじゃないかなと思いますが。


LINE Pay残高の扱い

 LINE Pay残高の取り扱いについて、特設サイトで明らかにされました。

 これまでは、FAQにおいて「サービス終了までに支払いに利用するか、出金や銀行振込サービスを利用するように」としていましたが、それ以外にも以下の内容が明らかになりました。

PayPay残高への移行

 2025年1月27日から4月23日までの期間、LINE Pay残高をPayPay残高に移行することが可能です。

 ただし、1日1回2万円まで、移行期間合計で10万円まで、また、「LINE Payの残高」の種別と、「LINE Pay」「PayPay」それぞれの本人確認の実施有無に応じて、移行後の「PayPay残高」の種別が異なります、とのことです。
 つまり、内容に応じてPayPayマネーかPayPayマネーライトに振り分けられる、ということです。

 詳細は、こちらの公式サイトをご覧ください。

金融機関への払い戻し

 特設サイトの記載は、以前のままでやや抽象的ですが、2025年1月27日付けプレスリリースでは、もう少しはっきりと記載がされています。

 プレスリリースの中段当たり、なお書き以降ですが

「LINE Pay」サービス終了後に保有している「LINE Payの残高」については、
LINE Payアカウントの種別を問わず」「ユーザーへの払い戻し(振込手数料無料)を予定しています。払い戻し先に必要な金融機関の登録に関する詳細については、以下の特設サイトなどで改めてお知らせ予定です。」

 金融機関の登録などの手間が必要かも知れませんが、現金で戻ってくるということです。しかも、手数料なし、ということですから、これはありがたいです。


その他

 LINEポイントについては、LINEヤフー株式会社に事業承継され、サービス継続されるようです。
 ポイントは、LINEアプリ内でも使えますから。 PayPayに移行することもできますが。

 私自身ですが、まずは、キャンペーンによるポイント還元がどうなるのか、様子を見つつ、残高が残れば、PayPayに移行するということになると思います。
 PayPay残高に移行しようかと思っていましたが、サービス終了後に金融機関への払い戻しが可能なようなので、こちらを選択しようかと思います。
 LINEポイントについては、PayPayポイントに移行する予定ですが、サービスが継続されるようなので、あわてる必要はないと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました