楽天キャッシュは、楽天ペイでお買い物に利用したり、楽天証券で投資信託の積み立てに利用することもできますし、楽天キャッシュを利用すればそれだけでポイント還元もあります(請求書払いなどポイント還元対象外のものもありますが)。
そこで今回は、楽天キャッシュにお得にチャージする方法について、あらためて整理するとともに、実際にやってみて、ちょっと注意する点などについて解説します。
楽天キャッシュのポイント付与ルール
楽天キャッシュとは、楽天の関連サービスで利用できるチャージ残高です。
銀行やクレジットカードなど様々な方法でチャージでき、チャージした楽天キャッシュは楽天ペイでの支払いや楽天市場での買い物、楽天証券の投資信託積み立てなどにも利用できます。
楽天キャッシュを利用した際のポイント付与ルールは、2024年6月に変更があり、楽天キャッシュを利用すれば、チャージ方法を問わず、基本的に0.5%のポイント還元があります。
詳しくは公式サイトの「重要なお知らせ」をご覧ください。
また、支払い元を楽天キャッシュにして楽天ペイで支払うと、さらに1.0%ポイントが上乗せされて合計1.5%還元というわけです。
ただし、ポイント付与対象外店舗ではポイントが付与されませんのでご注意ください。
2025年7月から(実質的には既に)楽天ペイのポイント付与ルールが変更されています。
1.0%のポイント上乗せを得るための条件が付加されるなど改悪されています。
詳しくは、こちらの記事「楽天ペイが少し面倒に さらにポイント還元率も改訂」を御覧ください。
一方で、銀行口座からのチャージだけでなく楽天カードなどによるチャージも含めて、基本的にチャージによるポイント付与はありません。
チャージ時ではなく利用時のみにポイントを付与するというのが、楽天キャッシュの基本的なルールです。
これをお得にチャージする方法は無いかというのが今回の記事です。
楽天ギフトカード(注:仕様変更により損な方法に)
POSAカードの一種である楽天ギフトカードを購入して楽天キャッシュにチャージするという方法ですが、上記の通り、全くお得ではなくなりましたので、この方法は「お得」という意味では終了です。
ANA Payを経由して楽天Edyを利用
ANAマイレージクラブで発行されるバーチャルプリペイドの「ANA Pay」を利用する方法です。
有名なのは、JAL Payマイレージバンクアプリで利用できるJAL Payをさらに間に挟む方法で、以下のような流れでチャージしていく方法です。
クレジットカード → JAL Pay → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ
ですが、私はJAL Payを経由せず、クレジットカードから直接ANA Payにチャージしています(理由は後程)。
(2025.4.30)ちなみに、JAL PayからANA Payへのチャージについて、1回当たり2万円以下のチャージを一時的に停止するとのことです。つまり、2万円超ならチャージできるということです。(JALからのお知らせ)
チャージ元 その1 VポイントカードPrime
私のチャージ方法ですが、具体的には、以下のように、日曜日に利用すると1.5%還元となるVポイントカードPrimeを利用しています。(今後は、下に記載したV NEOBANKデビットカードも利用していくことになると思います)
Vポイントカード Prime → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ
この場合のポイント還元率は、VポイントカードPrimeからANA Payへのチャージ(日曜日)で1.5% + ANA Payから楽天Edyへのチャージで0.5% の合計2.0%になります。
ここから楽天ペイで利用すると+1.5%還元(対象外店舗の場合は0.5%)で合計3.5%(又は2%)還元でお買い物ができます。
楽天証券の積み立てでも+0.5%還元なので、2.5%還元となります。
なお、ANA Payへのチャージではポイント付与対象外となるクレジットカードも多くあります。
三井住友カード、楽天カード、dカード、リクルートカードなどなど、多くのカードがポイント付与対象外です。今のところ、ポイントが付与されるという情報があるのは、ANA系のクレジットカード以外では、PayPayカードとVポイントカードPrimeくらいでしょうか。
ただし、ANA Payに直接チャージする場合はポイント付与対象外でも、au Payプリペイドカード(iPhoneのみ可、au Payのポイントは無し)やJAL Payなどを経由することでポイントを得られる場合もあります。
ですので、VポイントカードPrimeからのチャージも、いつ塞がれてもおかしくはありません。
(2025.4.5)VポイントカードPrimeの新規発行が2025年3月31日で終了していました。今持っていなければ、新たに持つことができないということです。事前予告等は無かったような気がするのですが。
また、今後のポイント還元等についてもどうなるか不安です。
チャージ元 その2 V NEO BANKデビット
住信SBIネット銀行Vポイント支店(V NEOBANK)のデビットカードがリニューアルし、1.5%還元となりました(月間1000円以上利用の場合)。
ほとんどのデビットカードの還元率は低いのですが、これは破格です。
(詳しくは、V NEOBANKデビットカードの公式ページをご覧ください)
しかも、このデビットカードからANA Payにチャージが可能で、1.5%のポイント還元もあるということです。
VポイントカードPrimeと異なり曜日に関係なくチャージして1.5%の還元が得られるというわけです。
ただ、この破格の扱いがいつまで続くかなという感じはします。
ANA Payの登録手順
ANA Payの登録の前に、ANAマイレージクラブに入会しておく必要があります。
マイレージクラブへの入会は、ウエブサイトからできますので、指示通りに進めていけば大丈夫です。
なお、入会手続きの中で「パスポートに記載の通りに姓名を入力するよう」指示されますが、別にパスポートを持っている必要はなくて、普通にローマ字で入力すればOKです。
次に、ANAマイレージクラブアプリでANA Payの登録を行います。
ANAマイレージクラブアプリをダウンロードし、公式ページの説明どおりに進めていけばOKです。
ANA Payの登録が済めば、ANAのバーチャルプリペイドカードが利用できるようになりますので、これを使って楽天Edyにチャージします。
ちなみに、ANA Payへのチャージは、本人確認が済んでいないとチャージ上限が低いので、必要に応じて本人確認を済ませておきましょう。
例によって、銀行口座の開設などで利用される「eKYC」です。運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書を用意して、指示通りに行えばOKです。
ANAマイレージクラブアプリから行います。
ANA Payから楽天Edyへチャージ
チャージに利用するのは、楽天Edyアプリ、楽天ペイアプリ、どちらでも可能です。
ただし、楽天Edyアプリは2025年6月30日で新規ダウンロードを終了しています。色々な機能を楽天ペイアプリに集約しようとしているようです。
楽天Edyの場合は、あらかじめ楽天会員情報でANA Payを登録しておいてから、楽天Edyアプリを開き、チャージ方法の設定画面で「楽天会員情報に登録済みのクレジットカード」をタップし、ANA Payを選択します。
すでに楽天カードなどが設定されてしまっている場合は、「他のクレジットカードを選択」をタップし、設定を変更します。
また、このページから楽天会員情報のページに飛ぶこともできます。
ANA Pay(バーチャルプリペイドカード)の登録ができれば、金額を指定してチャージすればOKです。
チャージの上限と下限はこちらの公式ページFAQをご覧ください。最低1000円からのチャージになります。
楽天ペイアプリの場合は、楽天Edyのタブを開き、「楽天Edyの設定」でチャージ方法でANA Payを設定しておきます。
その上で、チャージ金額を入力、チャージします。
楽天Edyから楽天キャッシュへチャージ
楽天Edyと楽天キャッシュは相互交換が可能ですが、操作ができるのはAndroid端末のみです。
iPhoneでは手続きできません。
チャージは、楽天Edyアプリ、楽天ペイアプリ、どちらからでも行うことができます。
具体的な操作方法は、公式ページをご覧ください。
あとは、楽天ペイでお買い物をするなり、楽天証券の積み立てで使うなりしましょう。
ただ、一点注意が必要なのは、楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ上限が1か月あたり10万円、ということです。利用額が多いという方は、この点注意が必要です。
ANAマイルの利用方法
ANA Payから楽天Edyへのチャージで0.5%のポイント還元がありますが、これはANAマイルで付与されます。
飛行機をよく利用される方であれば、飛行機利用で貯まるマイルや利用するマイルにANA Payの分を加えれば良いだけなので問題はないのですが、私のように全く飛行機に乗らない者にとっては、使い道が問題です。
なのですが、2025年1月28日にANA Payの改訂があり、飛行を利用しない者にとっても非常に使いやすくなりました。
ANAマイルはANA Payにチャージして利用することもできるのですが、これまでは、クレジットカードでチャージできる「ANA Payキャッシュ」とANAマイルがチャージできる「ANA Payマイル」の二つの財布に分かれており、これらを合算して利用することはできませんでした。
これが、2025年1月28日から財布が一つになり、名称も「ANA Pay残高」に変わりました。
つまり、ANAマイルからのチャージ分もクレジットカードからのチャージ分と合算して利用できるので、マイルがあまり溜まっていなくても利用することが可能となり、使いやすくなったというわけです。
しかも、ANAマイルからチャージした残高をANA Payで利用した場合も、0.5%の還元があるということですので、この点でもクレジットカードからチャージした分と同等の扱いということです。
これも非常にうれしい点です。
詳しくは、プレスリリースをご覧ください。

なお、ANA Payマイルに残高が残っていた場合は、自動的にANA Pay残高に移行されるのではなく、自分で移行操作をする必要があります。 この点も上記のプレスリリースをご覧ください。
私がJAL Payを利用しない理由
JAL Payを利用する場合1回チャージが増えて面倒、JAL Payで付与されるJALマイルが使い辛い、という理由で、私はJAL Payは利用していません。
先ほども書いたように、私は飛行機に乗る機会が全くと言って良いほどありません。
JALマイルは、JAL Payにチャージ(JAL Payポイントとしてチャージされる)したり、他のポイント(dポイント、Pontaポイント、WAONなど)に交換したりできるのですが、10,000マイル以上でないと交換レートが大きく下がります。
10,000マイルをJAL Payで貯めようとすると、200万円の利用が必要になります。
レートが下がっても良いのなら、500マイルからチャージできますし、3000マイルあればdポイントやPontaポイント、電子マネーWAONに交換もできますが。
と言うわけで、JAL Payを利用するメリットに比べて手間がかかる、面倒と言うのが、今のところの私の考えです。というわけで、JAL Payは利用していません。
まとめ
楽天キャッシュへのチャージでお得な方法は、実質一つになってしまいました。(ANA Pay+楽天Edyの利用)かと思います。
ただし、この方法は、現在のところAndroidのみ対応です。
また、楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージには、10万円/月 という上限があります。 楽天証券で積み立てをしている場合には、これでは不足するかも知れません。



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