コンパクト財布 ~キャッシュレス時代の財布とは~

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UnsplashのJoel Leeが撮影した写真

 これまでは一般的な3つ折りの嵩張る財布を使っていましたが、キャッシュレス決済がメインになってから、財布をコンパクトなものに変えました。

 ただ、コンパクト財布と一口に言っても様々なものがあります。
 今回は、コンパクト財布に何を求めるのか、ということについてまとめてみました。(あくまで私の考えですが)
 また、私が普段メインで使っている財布についてもご紹介します。
 財布を選ぶ際の、一つの参考にしてもらえればと思います。

基本的な考え方

 「いくらコンパクトな財布と言っても必要なものがすべて収納できなければ意味がない」と仰る方は結構います。万が一の時に無いと困るもの(例えば、健康保険証やマイナンバーカードなど)をすべて収納して、「この財布だけ持ち歩けばOK」ということです。

 これはこれで一つの考え方ですし否定もしませんが、私はむしろ「普段使うあての無いものを常に持ち歩くのは不合理」という考え方です。

 例えば、急に病院に駆け込まなければならないという状況がこれまでの人生で何度あったでしょうか。私は一度だけです。病院やクリニックは予約して行くことがことがほとんどです。ですので、健康保険証や診察券の類は、家に置いていて必要な時だけ持ち出します。

 また、私は通勤は電車ですが、プライベートの移動は自動車、自転車、徒歩がほとんどです。ですので、電車の定期券は通勤カバンの中に、運転免許証はプライベートで使うカバンの中にそれぞれ入れています。

 普段から現金はほとんど使わず、会計は基本的キャッシュレスです。しかも、現物のクレジットカードを使うことも少なく、スマホに登録したタッチ決済やコード決済を使うことがほとんどです。

 このように考えていくと、財布に入れて持ち歩く必要のあるものはかなり絞られてくると思うのですがいかがでしょうか。もちろんこれは生活環境によっても変わってきますので一概に言えませんが。

 また、あれこれ持っておかないと落ち着かいない、という性格の人もいると思います。
 私は、どちらかと言うと、落としたり盗られたりしたら困るので、あれこれ持ち歩きたくないという考えです。

コンパクト財布に求めるもの

カード収容枚数

 クレジットカードは、Google Pay やスマホのコード決済が使えない場合のために1枚ないし2枚あれば十分です。実店舗で、Visaは使えるけどMasterは使えないなんてことは、日本ではめったにありませんし。

 ポイントカードの類も、電子化できるものは極力電子化してスマホで対応し、紙のものはそのお店に寄る予定の時に持ち出すようにしています。

 また、銀行(ATM)で現金を出し入れする機会も滅多にありませんし、いくつかの銀行はスマホでATMの出し入れもできるので、キャッシュカードも普段から持ち歩く必要はありません。

 基本的考え方のところで書いたように、健康保険証や診察券は家に置いてますし、マイナンバーカードもそうです。運転免許証、定期券は、それぞれ持ち出すシーンが違うので、財布に入れずに別にしてます。

 と言うことで、私の財布はカードの収納場所が2か所しかないのですが、今のところこれで困ることはありません

 ちなみに、財布によっては、カードを複数枚束ねて収納するタイプのものがありますが、カード同士が擦れるのはあまり好きではありません。これは完全に好みの問題ですが。

現金の出し入れのしやすさ

 たまたま入った飲食店で現金しか使えない、とか、たまに行くお店で現金しか扱わないというところもあるにはあるので、現金は多少持ち歩かざるを得ません

 現金の出し入れしは、しやすいのに越したことはありませんが、そもそも現金を使う機会がほとんどないので、優先順位は低いです。

 私の財布は、お札の出し入れは少々しづらいのですが、硬貨は割と使いやすいです。ですが、その恩恵を受ける機会はあまりありません。

レシートの収納場所

  私の財布にはレシートの収納場所がありません。お札の場所にツッコむか、折りたたんでボタン止めするときに挟むかです。若しくは財布以外の場所(ポケットなど)にしまうか、です。
 ですが、これはこれでむしろ良かったと思っています。

 以前の財布はなまじレシートの収納場所があったために、沢山のレシートを貯めこんで、貯まりに貯まってから整理をするという有様でした。
 今の財布にしてからは、そもそも貯めこむことができませんので、即日や2,3日中には整理をして記録するようになりました。
 まあ、これは心がけの問題なので、財布のせいではないのですが。

大きさ、重さ

 小さくて、軽い方が使いやすいですが、ある程度しかっりしている方が良いとは思います。
 この辺は好みもありますが。

 小さい財布のデメリットとしては、カバンの中で行方不明になるということでしょうか。
 私は、小さい財布に変えてからカバンの中の財布がすぐに見つからないことが増えました。
 カバンの種類や入れ場所によるのでしょうけれど。

デザイン

 これは重要だと思ってます。

 財布の出番は減りましたが、しょっちゅう使うものではないからこそ、機能性よりも、気に入ったデザインで愛着のわく物を選んだ方が良いように思います。

私の使っている財布

 「クアトロガッツ」というブランドの「ペケーニョ」という財布を使っています。
 数えきれないぐらいの色、柄があり、公式でも「日本一の色揃え(当社調べ)」と謳っています。

 また、「世界に一つだけのシリーズ」と言う、同じ色合わせの財布は作らないという、まさに世界に一つしかない色・柄のものもあります。

 私のは、「栃木レザー定番BASICシリーズ」の「フレンチトースト」という色・柄です。
 ペケーニョの中ではオーソドックスな定番のものですが、手になじむサイズ感、ちょっとおしゃれなデザインなど、とても気に入っています。

写真 : クアトロガッツ公式ページより

 カード入れは2か所で、公式では3×2の6枚入ると説明されてますが、6枚は少々無理があると思います。私は先に書いたように1か所に1枚ずつ、2枚しか入れていません。

 この財布の欠点は、お札の端に折癖がつくということです。
 2つ折りよりも少し狭い幅に収めるため、きれいな2つ折りにならず、端が折れる形なります。

 気になる人は気になるかも知れませんが、お札を使うことはめったにありませんし、少々手間ですが、お札を渡すときに伸ばして渡してあげれば良いかと思います。

 クアトロガッツさんの公式ページはこちら

 また、Amazonでも売っています。

 以上、私の思う「財布に求めるもの」についてまとめてみましたが、サラリーマンなのかフリーランスなのか、まわりの店舗の状況はどうなのか、など、生活環境によって必要なものは変わるでしょうし、キャッシュレス決済をどの程度利用しているかにもよるでしょうけれど、何かの参考になればありがたいです。

 なお、代表的なスマホ決済について比較した記事はこちら、また、私が今メイン使っているVisa LINE Pay プリペイドカードについての記事はこちらにありますので、これらもご覧ください。

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